2026.09.21

流通・販促トレンドの定点観測レポート
【買い場レポート Vol.7】

スーパーの飲食料品が前年比▲5.8%。数字が教えてくれること

8月の全国コアCPI(生鮮食品除く)は前年比+1.7%。一見落ち着いているように見えますが、ニッセイ基礎研究所は「10月に2%台、2026年度末には3%台へ加速」と明言しています。
緑茶は1971年以来の最高上昇幅となる+31.5%。家事用消耗品の値上げ転嫁も静かに進んでいます。

一方、7月の小売業全体は前年比+4.0%と好調に見えますが、スーパーの飲食料品に限れば前年同月比▲5.8%という厳しい数字が出ています。気温低下・コメ単価の下落・価格競争が重なった結果です。
同じ月、ドラッグストアは+3.4%と安定を維持し、なかでも調剤医薬品は+10.1%と突出した伸びを記録しました。

そして、4〜6月期のGDPは年率+1.1%ながら「内容は非常に悪い」と評され、日銀は9月の政策会合で25bpの利上げ(政策金利1.25%)を実施する見通しです。物価高と金利上昇という二重の逆風が、消費者の財布を確実に締め始めています。

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